岡山市内探訪!山羽虎夫氏を顕彰する 表町3丁目~内山下
こんにちは、総支配人の中地です。
4/22のブログで岡山市表町のオランダ通りを紹介しましたが、その先、表町3丁目をまわって内山下を巡る話。
みなさまは、日本ではじめて自動車を製造した人はだれか知っていますか?
トヨタでもホンダでも日産の人??? でもなくて
それは、岡山出身の山羽虎夫さんなのです。
GAZOO自動車誕生から今日までの自動車史(前編)によると、
「日本では、1898年(明治31年)に初めて、海外から自動車(パナール・ルヴァソール)が持ち込まれる。
その後、日本でも、自動車製造の試みが始まっていった。1904年(明治37年)には岡山市(表町3丁目)で電機工場を営んでいた山羽虎夫が、国産車第1号とされる山羽式蒸気自動車を完成させた。
このクルマは乗合自動車(バス)としての使用を目的に造られたが、ソリッドタイヤがリムから外れるというトラブルに悩まされ続け、倉庫に放置されるままとなり、乗合自動車の計画は実現せずに終わった。」
とのことです。
山羽式蒸気自動車(1904年・日本) 出典:GAZOO自動車誕生からきょうまでの自動車史
岡山市表町3丁目の電機工場で純国産自動車が日本で初めて製造されたなんて意外ですよね。
商店街としてなじみの深い表町にそんな歴史があったなんで郷土の誇りではないでしょうか。
現在の表町3丁目
まんがで山羽虎夫さんを紹介しています。
興味のある方は、下記をクリック。
出典:岡山の先駆者たち2 国産自動車誕生物語 山羽式蒸気自動車が行く
そして、表町3丁目から10分弱程度歩くと内山下というところに岡山県立図書館(岡山県庁の正面)があります。
その岡山県立図書館の裏、岡山城の内堀のところに純国産自動車を製造した山羽虎夫さんの銅像が立っています。
岡山県立岡山県立図書館
岡山城内堀
自転車で後楽ホテル⇒表町⇒内山下をゆっくりまわっても30分強です。
今の季節は、とても爽やかなのでぜひお時間がありましたらご覧ください。